【はじめての家づくりガイド】家づくりのスケジュールを知ろう|家づくりの流れ③
「家づくりの流れ」①②はコチラから↓↓
今回は【家づくりの流れ③】として、家づくりのスケジュールについて解説します。
家づくりのスケジュールについて
ポイントは「いつまでに新生活をスタートしたいか」。
そこから予定を逆算し、どのくらい工期がかかるか、どのタイミングで支払いが生じるかなど、ビルダーによく確認しましょう。
スケジュールの目安と併せて、気になる「お金を払うタイミング」も解説!
入居の12~15カ月前
1. 資金計画・ビルダー探し
家づくりにかけられる総予算を把握する。
自分たちの希望や条件に合ったビルダーも探そう。
2. 土地探し・現地調査
自分で住みたいエリアなどを探す。
または、立地や環境など土地の条件をビルダーに伝えて探してもらう。
すでに土地がある場合はビルダーに現地調査をしてもらう。
3. 住宅見学
完成見学会や構造見学会に積極的に出掛け、実際の住まいを見てみよう。
4. 要望出し・プラン提示
間取りや理想のライフスタイルなど、家づくりの要望をビルダーに伝える。
ビルダーはファーストプランと金額を提示。
5. ローン事前審査提出
具体的な資金計画ができたら金融機関に融資を申し込み、建築総予算を確定する。
6. 基本契約・土地契約支払発生
打ち合わせを重ね、プランや金額に納得したら基本契約を交わす。土地の売買契約も行う。
入居の9~12カ月前
7. 内装・外装・設備打ち合わせ
キッチン、バス、トイレなどの設備やインテリア、外観のイメージを相談。実物やサンプルを見ながらメーカーや仕様のあたりをつける。
8. 間取り確定
最終的な間取りを決め、使用する建築材料の詳細が書き込まれた「実施設計図」を作成。
9. 色・デザイン確定
内装、外装、設備のメーカーや色、デザインを決めていく。
10. 最終仕様決定
これまでの打ち合わせ内容に基づき、図面、仕様、金額を確定する。
施主、ビルダー担当者、現場監督など家づくりに関わる人々で共有する。
入居の5~8カ月前
11. 正式請負契約
工事に着手するための請負契約を交わす。
12. ローン本申し込み※
事前申し込みから変更がないか、予算内かなどを十分確認し、ローンの正式申し込みを行う。
※ローン本申し込みのタイミングは、金融機関により異なる
13. 土地決済支払発生
ローン手続き完了後、土地の全額に加えて仲介手数料や登記費用、ローン手数料などの諸費用を支払う。
支払い後、土地が自分のものになり、住宅ローンが全額実行される。または短期間のローン「つなぎ融資」などを利用する。
※土地を買わない人は、着工時に諸費用を支払うことが多い
14. 申請書類提出
関係官庁に申請書類を提出し、建築許可を取得する。
15. 地鎮祭・着工支払発生
地鎮祭を執り行い、工事の安全を祈願する。家の配置や基礎の高さなどを現地で確認する。ここでビルダーに着工金を支払う。
入居の4~5カ月前支払発生
16. 上棟式
基礎工事が終わり、柱や梁などの骨組みを組み上げる。施主も立ち会って確認する。
17. 仕上げ工事
クロスや水回り設備などの仕上げ工事を行う。この後「建物表題登記申請」や、新住所への変更手続きを行う。
18. 竣工支払発生
工事完了後ハウスクリーニングし、竣工となる。残金を清算する。
火災保険や地震保険の申し込みを行う。保険商品の比較検討はあらかじめしておく。
19. 竣工検査
引き渡し前に、施主、担当者、工事責任者などが立ち会い、竣工検査を行う。
20. 引き渡し
夢がいっぱい詰まったマイホームがついに完成。新生活をスタートしよう!
21. 新生活スタート!
すまい給付金や不動産取得税の還付申請、(土地購入者)住宅ローン減税は、翌年2月15日~3月15日の間に施主自身で申告する必要があります。うっかり忘れないように注意!
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<取材協力・監修>