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【家づくりの流れ①】失敗しないためのポイント5選

新潟日報sumica編集部

家づくりはワクワク楽しい一方で、予想外の展開や意外な落とし穴もあります。

住宅専門のファイナンシャルプランナー昆知宏さんに、よくある失敗例や注意点をうかがいました。

新潟住まいのお金相談室

昆 知宏さん

住宅専門のファイナンシャルプランナー(FP)。売り手側ではない第三者の立場から年間100組以上に住宅購入のアドバイスを行う。TV出演や講演実績も多数。

失敗しない家づくりのために
押さえておきたいポイントは?

①時間のゆとりは超重要

資金計画、土地探し、ローン選びなど、家づくりはタスクがいっぱい。

各種手続きの期限は、予想以上に早いペースでやってきます。

ゆとりを持って検討しないと、家族や家計にとって良い選択ができなくなるリスクも。

【POINT】
入居希望の約15カ月前には動き出すこと。

‥子どもの進学前に入居したいなら、前年の1月には動き出すイメージです。

②住宅ローン選びで損していませんか?

住宅ローンは提携先金融機関のローンを紹介され、そのまま契約する人がほとんど。

でもちょっと待って。そうしたローンは「変動金利」であることが多いので、金利が上がると返済額が一気に上がる可能性もあります(詳しくはコチラ)。

【POINT】
紹介されたローンー択で決めるのではなく、違う選択肢も検討すること。

‥別案を出してもらえるか聞いてみたり、FP(ファイナンシャルプランナー)に相談してみるのも手です。

③安い土地の「理由」を知ろう

最近は地価が上がったり、人気エリアが集中してしまったりと、簡単にいかない土地探し。そんな中「探していたエリアで安い土地が出た!」と勢いで買って、失敗するケースも。

【POINT】
値段の安い土地を見つけたら、安さの理由を冷静に考えて。

‥地盤や地形・高低差などの基本的な要素の他、インフラ、道路状況など、その土地のデメリットも分析しましょう。

④担当者との相性は?

ビルダーの実績にどれだけ素敵な家があっても、施主の要望を現場に伝えるのは「担当者」。

実際に会って話をして、「この人なら」とインスピレーションを感じる人が理想です。

【POINT】
担当者と合わないと家づくりがストレスになる可能性も。

‥「ビルダー選びは担当者選び」と言っても過言ではありません。見学会などに足しげく通い、良い出会いを広げましょう。

⑤物価高がトラブルの原因に!?

物価高の波は家づくりにも。

資材の仕入れのコストが契約時と工事のタイミングで異なり、最終的に数十万円の追加請求が発生するケースも…。

【POINT】
契約書は隅々まで目を通して。

‥ほとんどのビルダーが、資材高騰による追加費用が発生する可能性がある旨を契約書に記載しているはず。もし記載がなければビルダーに直接確認をしてみましょう。

 

【家づくりの流れ②】家づくりのお金の基本3ステップにつづく~

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