• TOP
  • マガジン
  • 【エシカルアクション⑦⑧】ポジティブに愛を持って&地球に優しく心地よく暮らそう
くらし

【エシカルアクション⑦⑧】ポジティブに愛を持って&地球に優しく心地よく暮らそう

庭山愛子(株式会社エイト代表)

前回は【エシカルアクション⑥】家庭菜園、ハーブを育てよう~コンポストと「リボベジ(再生野菜)」~というテーマでご紹介しました。

今回は私たちの会社が掲げるSDGSの8つの目標「エイトマインド」内の7番目&8番目「ポジティブに愛を持って」「地球に優しく心地よく暮らそう」についてです。

私が環境問題に関心を持ったのは小学1年生の時でした。

本やテレビを通して環境破壊の現実を知り、「何か自分にできることはないか?」という焦燥感を持ちながら、庭に花やハーブを植えて、雑草をむしっていた記憶があります。

今年のアースデーに家族でお花を植えました

そんなとんちんかんな行動を経て、地域のごみ拾い活動に目覚め今があるのですが、20年ほど前、当時1人でせっせとごみを拾っている私は異質な存在という目で見られることが多かったです。

何かの研究をしているの?と声をかけられた事も。何かいいものが採れるの?とか。ゴミではなく山菜採りに見えたのでしょうか笑

怪しい行動をしている人と思われていたと思います。

そういった面では、SDGsという言葉が浸透したおかげで活動がしやすくなりました。

みんなそれぞれに考え方があり、方針がある。

いつでも簡単に様々な情報にアクセスすることができる現代では、環境問題や社会問題に関する情報が溢れています。

これらを意識するようになると、目を背けたくなるような現実に向き合わなくてはならない場面が多々あります。

そこで心を痛めて、情報をシャットダウンして見なかったことにしたり。

あるいは、頑張りすぎて窮屈になったり。。

自分は努力をして環境に配慮した暮らしを送っているのに、周りの人は普通に暮らしていることに対して理不尽さを感じたり。。

無理矢理周りの人を巻き込んでコントロールしようとして対立、孤立したり。。

エシカルを意識する事で、他の人との価値観の違いに思い悩むこともあるかもしれません。

結果、自分が苦しくなってしまうようでは、いくら環境に良いアクションでも継続していくことができません。

1番大切なのは「継続すること」

そのためには楽しく取り組めるという事が大前提!

「エシカル」に完璧な正解はありません

完璧にできていないことを責めるのではなく、それらを明日の自分へのポテンシャルに繋げて。まずは、自分を認めてあげることから、そしてありのままの自分を愛してあげましょう。

それは地球を、そして周りの大切な人を愛することに繋がります。

あなたのその行動で、世界は確実に変わっていく。

気づいた人たちから始めましょう。

以前、エシカルとは「影響をしっかりと考える」こととお伝えしましたが

私はエシカルとは「愛」これに尽きると思っています。

自分への愛、周りの人への愛、地球環境への愛、動物への愛、植物への愛、身の廻りのアイテムへの愛、などなど…

全てに対して愛を持って接する事が「エシカル」であると考えます。

私はヨガインストラクターとしても活動をしていて、年に数回、小さなお子さんと一緒のママ向けクラスを担当しています。

そこでは毎回必ず「ご自身を1番大切に」とお伝えしています。

まず自分が満たされていないと、周りを満たす事はできないと思うから。

忙しいママに向けて、家事育児の合間に、簡単に取り入れやすい心や身体を整えるヨガをお伝えしています。

特に、ママの笑顔は家族の笑顔にダイレクトに繋がりますよね。

まずは何よりも自分自身を大切に愛してあげる。

そうは言っても私もよく自分を限界まで追い込んでしまい、気づいたら自分を犠牲にしてしまう事もしばしば。落ち込んで悩んで、その都度、周りの大切な方達から話を聞いてもらって、アドバイスをもらったりしています。

日々の生活の中で本当に本当に周りの大切な方達から支えられています。

エシカルって難しいようで実は簡単。  

まずは自分を愛して、満たしてあげる。それから身近な人たちを大切にする。

「地球に優しい」アクション = 「自分にも優しい」アクション

例えば、外出の際はマイバックを持参する(慣れてきたら、マイボトル、マイ箸を持ち歩く事もオススメです!)。牛乳パックや食品トレーを洗ってリサイクルに出す。

何かを購入する際には「本当に必要か」一歩立ち止まって考えてみる

このように些細に思える事も、継続の先には大きなムーブメントとなる可能性を持っています。ライフスタイルの中で、もっとエシカルな方法がないかな?とゲーム感覚で取り組めたら理想ですね。

フードロスが出ないように意識したことで家計にプラスになったり。移動を自家用車ではなく公共交通機関や自転車、徒歩にすることで健康的になったり。

これまでもお伝えしてきましたが「自分にも優しい」アクションの先にそれらが環境にもプラスになる。そう考えるとすごく前向きな気持ちになれますよね。

 

美しい地球について、エシカルについて。

 

ポジティブに愛を持って、地球に優しく心地よい毎日を送っていきたいです。

持続可能な社会に向けて、ぜひご一緒にエシカルの輪を広げていきましょう!

  • TOP
  • マガジン
  • 【エシカルアクション⑦⑧】ポジティブに愛を持って&地球に優しく心地よく暮らそう