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くらし

【書類の片づけは壁⁉〇〇から始めよう!】正しい順番で片づける~「書類」編①~

篠原美智子(こんまり®流片づけシニアコンサルタント)

「ときめき収納」をベースにした「こんまり®流片づけ(こんまり®メソッド)」の正しい順番

【片づけの順番】

衣類→本→書類→小物→思い出品

衣類の片づけは進みましたか?

その後、本の片づけは終わりましたか?

まだ、という方も、ご安心ください。

順番通りに片づければ、大丈夫!一つ一つ着実に片づけていけば、必ず終わります

目の前のことに集中して、片づけていきましょう。

書類の片づけ

今回は、書類の片づけについてご紹介します。

書類って、なかなかシンドクナイデスカ???

片づけの順番の中でも、衣類に次ぐ難関といっても過言ではないくらいの高いハードルがある箇所です。

集中して、進めてみてくださいね。

すべての書類を一か所に集める

クライアントさまの書類の山

書類の片づけも、衣類や本と同様に、家中から全部集めます

ダイニングテーブルの上、デスク周り、郵便受け、キッチン、引き出し、棚の中、冷蔵庫側面、床…ありとあらゆるところにある紙っぽいものを今すぐ集めに行きましょう!

書類一覧(例)

✅取り扱い説明書
✅保証書
✅カードの明細書
✅使用済みの通帳
✅雑誌や新聞の切り抜き
✅名刺
✅年賀状
✅チラシ
✅学校からのお便り
✅クーポン券
✅ショップカード
✅レシート
✅セミナー資料
✅提案書
✅カタログ
✅お知らせのはがきや封書
✅印刷した資料 など

衣類の時も「思った以上にたくさんあった」と感じた方もいたのではないかと思いますが、書類は、それ以上かもしれません…。

お勤めをしている人は、ご自身のデスク周りや引き出しを見回してみてください。

もしかすると、ほとんどが書類なのではないでしょうか?

小学校教師時代、デスク前に書類が積み重なり、雪崩が起きている方が多かったような記憶があります。

みなさんご自身のデスク周りは、いかがですか?

片づけるのは、自分のモノだけ!

片づけは、片づけたいご本人のモノだけ…とは言っても、家族で一緒に暮らしていたり、同じ職場で働いたりしていると、周りの方のモノが気になること、ありませんか???

クライアント様の旦那さんの机(左)と片づけを終えた息子さんの机(右)
片づいた空間が、家の中に増えていくことによって、少しずつ、他の場所も、片づいていくことが多いです

振り返ると、片づけしている時、一番気になったのは夫のモノでした。

「自分は片づけしてすっきりしているけど、夫のモノが多い!」とイライラしていたのですが、当時お世話になった片づけコンサルタントさんから

「まずは、ご自身の片づけに集中してくださいね。」

笑顔で言われ、周りを見渡してみると、自分自身の片づけが全然できていないことを知り愕然としたのを覚えています。

(あ~自分の片づけも終わっていないのに、夫のことを非難する資格なんて、ない…)

心を入れ替え、自分の書類を全部集めることから再スタートしました。

家中に散らばった、自分の管轄できる書類を全て集める

衣類や本と違って、書類は1枚の分量が少ないので、なんとなく積み重ねてしまうだけでなく、家のあちこちに散らばりがちです。

棚の上

小学生のお子様の書類置き場

ボックスの中

クライアントさまの机下にあったボックス

引き出しの中

50代男性の職場の引き出しの中の様子

デスク周り

60代社長のデスク周りの様子

いろんな場所に散らばっている書類をすべて一か所に集めるところから、始めていきましょう!

ポイントは、出すことだけに集中すること

「ワッショイ!ワッショイ!」と、お祭りのように威勢のよい掛け声をかけるつもりで、家中の書類を全部出します!

しかし、この「全出し」の作業は、一人では、なかなかしんどいかもしれません…。

書類を集めながら、

「もう!なんでこんなにあるの!」

持っている量に驚くだけでなく、

「ホントに片づけられるのかな…」
「どこに片づけたらいいの?」

集める作業だけでなく、収納のことまで考えて、一人だとなかなか進まない…。

そんな時はプロと一緒に片づけることも選択肢のひとつです。

お金と時間をきちんとかけることで、目の前のことだけに集中することができるので、一気に片づけが進む感覚を味わうことができます。

全捨て前提で選ぶ 

書類の片づけ方の基本は

全捨て前提で選ぶということです!

「全部捨てるってこと???」

驚いた方も多かったことでしょう…全部捨てるということではありませんので、ご安心ください。

全部捨てるという大前提で、残したいモノを選んでいくのです。

クライアントさまが全捨て前提で選び終えた書類
オンライン片づけレッスンで書類を片づけたクライアントさま

書類の分量は、人によってさまざまです。多いことに衝撃を受けなくても大丈夫ですので、ご安心ください。

比べるのは、人ではなく、過去の自分です。

書類の片づけに必要な4つの分類区分け 

全捨て前提で選び終わった書類は、以下の四つに分類します。

紙を4枚用意し、1枚ごとに、下の言葉を大きく書いてください。

①ずっと使う
②しばらく使う
③今、使っている
④未処理

全捨て前提で選んで、残った書類を、上の四つに分類しながら、分けていきます。

オンライン片づけレッスンで、書類を分類されたクライアントさま

分けたものは、種類別に分けて、ファイリングします。

クライアントさまの書類の片づけのbefore→after

ファイリングすることで、半分以下のボリュームになる方が多いです。

まずは、ご自身の書類を全部集めることから始めていきましょう!

ポイントは、行動すること。

こちらのコラムを読み終わったら、24時間以内、遅くとも、48時間以内に、集めてみてください。

行動することで、人生が変わっていきます。

大丈夫!

必ず片づけられます!

あきらめなければ、確実に前に進みます!

片づけで、みなさん自身の宝物を見つけに行きましょう!

応援しています。

 

次回は「なぜ、書類の片づけに苦手意識をもってしまうのか?」について、事例を交えてご紹介します。

どうぞお楽しみに。

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