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くらし

【わたしとくらし】ARCH lab.(アーチ ラボ) プランナー/アートディレクター 佐藤かすみさん(後編)

新潟日報sumica編集部

新潟で活躍する人の仕事やくらしを紹介する「わたしとくらし」コーナー。

前編の「わたし編」では、「Art+design」にこだわったさまざまな活動を行うチーム「ARCH lab.」の佐藤かすみさんの仕事について話を伺いました。

ARCH lab.

佐藤かすみさん プランナー/アートディレクター

1978年生まれ。新潟市西蒲区(旧巻町)出身。
ダンサーなどの経験を経て、2010年からウエディングプロデュースの世界へ。2018年よりARCH lab.としてウエディングの装飾やアイテム制作、キッズとママさんの撮影会やイベント企画など、アートやデザインの要素を取り入れたさまざまな活動を行っている。

今回は、後半の「くらし編」。

好きなデザインの仕事に重心を置きつつ、プライベートとのバランスもうまく取っていきたいという佐藤さん。

そんな佐藤さんの1日の過ごし方や、日々のくらしについて語っていただきました。

✅キッチンなど部分的なリフォームをしたい
✅自分の生活に合ったリフォームをしたい
…こんな方には特にオススメの内容です。

今のお住まいはどれくらい住んでいますか?

20代後半に新潟に戻ってきてからずっとなので、もう15年以上ですね。

佐藤さんのリビングとダイニングキッチン(奥)。壁面に飾られたアートパネルやカード、植物に囲まれたリビングは、まるで映画のセットのような雰囲気

祖父母の家とごく近い、祖父母が所有していた集合住宅の一室です。

当時は祖父が入院生活で、祖母が一人住まいの状態だったので、祖母の面倒を見ることもできるという理由もありました。

「紙製の物が好き」という佐藤さん。旅先で見つけたフライヤーなどのアイテムも部屋に飾られている

今の仕事場(同じく近くにあった祖父の仕事場をリノベーション ※前半「わたし編」参照)をつくるより前ですね。

結婚、出産をしても今の場所に住んでいて、今は夫と子ども(小学生)の3人暮らしです。

1日の主なスケジュールについて教えてください

朝は6時に起きて朝ごはんを作ります。

私は昼食を食べず、夜も軽めなので、朝はしっかり食べます。
7時半に子どもを学校に送り出します。夫は介護職なのですが、夜勤もあるのでまちまちですね。

子どもが出掛けてから、自己流の筋トレとストレッチを30分。出産してから始めたのですが、ずっと続けています。
その後は家事をして、9時頃からすぐ近くにある仕事場に入ります。
だいたい16時頃までには仕事を切り上げるようにしています。

その後は夕食の食材などを買いにスーパーへ。献立はその日に決めるので毎日行きます。
17時くらいから夕食を作り始めて、夕食はだいたい18時頃ですね。

窓側に向いていたキッチンの位置を変え、幅を広げて使いやすくリフォーム。天板の高さは佐藤さんの身長に合わせてやや低め。右の食器棚はおばあさまが使っていたタンスを活用

私はキッチンドランカーなので、飲みながら自分のつまみと家族の食事を作ります。といってもそんなに大量に飲むわけではありません(笑)

寝るのは早くて、ここ最近は20時か21時頃。22時まで起きていると夜更かしという感じですね。
子どもを産んでから早く寝るようになりました。

夜にお仕事をされることは?

以前は自宅に持ち込んで仕事をすることもあったのですが、今は仕事とプライベートをしっかりと分けるようにしているので、家に戻れば家族の時間です。

とはいえ、家では海外のアート系サイトやSNSなどをチェックしたり、将来の仕事のための情報収集やセンスを磨く時間もあるのですが、家族と同じ空間で過ごすようにしています。

お気に入りの小物で彩られたリビングの一角

仕事の関係で子どもが小さい頃から昼間は外に預けていたし、今も土日は撮影イベントなど仕事の日も多いので、平日のこの時間は大切にしたいと思っています。

お気に入りの空間や過ごし方は?

好きな空間は、2年前にリフォームをしたキッチンですね。

厨房のようなイメージにしたかったというキッチンはミニマルな印象。テーブル下は扉を設けずに出し入れがしやすいようになっている。最上段の棚はディスプレイ用で、内装屋さんのアイデア

事務所のリノベーションをお願いしたのと同じ内装屋さんなんですが、私の好みをよく分かってくれていて、夕食を作ったり、ここでお酒を飲むのがより楽しくなりました。

家づくりにおいて大切なのは「自分の価値観をよく知っている人にまずは任せてみる」ことだと思います。
そうすることで、自分が想像していた以上の空間を作ることができたので「これこそ私が欲しかったキッチン!」と大満足でした。

家以外では、やっぱり仕事場も気に入っています。

今でも毎朝この部屋を見渡して「いいなぁ~」と感じるというお気に入りの仕事場は、クリエイティブなアイデアが湧き出るアトリエ

自分好みですごく落ち着く空間だし、祖父が仕事をしていた場所だと思うと自然とクリエイティブなスイッチが入ります。

好きな過ごし方は、仕事を抜きにしてもアートやデザインに触れることですね。

仕事場のリフォームデザインは自分の好みが分かる内装屋さんに全面的におまかせ。扉だけはこだわったそうで、ベルギーから取り寄せたドアポストは特にお気に入り

あとは、家の中ではないのですが…月に1~2回、昼飲みに出掛けることです(笑)
独身の頃は夜に出掛けることが多かったのですが、今は家にいることが多いので。

昼間の本町などに行くのですが、人が少ないし、お一人さまばかりなので楽しいですよ。

最後に、理想の暮らしについて教えてください。

この場所はもともと一人暮らしで、その後に夫と同居するようになり、子どもが生まれてもずっと住み続けていますが、私たちにはちょうどいいですね。

キッチンをリフォームしたこともあり、とても心地よくて不満がないんです。

また私にとっては、仕事と私生活は感覚的につながっているものなので、仕事場と住まいが近いのも理想的ですね。

 

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ARCH lab.
住所:新潟市中央区女池8-15-15
ホームページ https://haco0.com/
インスタグラム @puu_fromarch

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