体験談

【家づくり体験談】トイレの明かり窓で後悔?ドアの種類と選び方のポイント

新潟日報sumica編集部

新潟県のリアルな家づくり体験談をマンガで紹介する「sumica調査隊」

今回は、読者の方から寄せられたトイレドアの明かり窓についてのリアルなエピソードをご紹介します。

せっかく付けた機能なのに、いざ住み始めたら「ほとんど使っていないかも…」という経験はありませんか?

本記事では、
✅読者の体験談(失敗エピソード)
✅トイレドアの種類
✅トイレドア選びのポイント
について、順番に解説します。

ぜひトイレドアを選ぶ際の参考にしてみてくださいね。

トイレをリフォームしたのですが、中に人がいるかどうかを確認する小窓が小さく、間違えてドアを開けられそうになることがあります…。(読者アンケートより)

トイレが使用中かどうかを分かりやすくするために明かり窓を取り入れたものの、結局「明かりがついているかが分かりづらかった」というエピソードです。

もちろん、明かり窓があることで

・トイレの中に人がいるかどうかを確認できる
・ 照明の消し忘れを防ぐことができる

などの効果があるため、「トイレドアの明かり窓=不要」というわけではありません。

小窓のデザインや照明の明るさによっても、その効果は大きく変わります。

では、トイレドアを検討する際に、どのようなポイントをチェックすると良いのでしょうか。

詳しく見ていきましょう。

トイレドアの種類と選び方

まずは、トイレドアの種類について。

大きく分けて、

・開き戸
・引き戸

の、どちらかを選択しましょう。

前後に開く「開き戸」

まずは、最も一般的な開き戸タイプのトイレドアについて。

(株)新和建設「村上の田園を望む木の家-松山リノベモデルハウス-」より

ドアを押したり引いたりして開閉するタイプのドアで、比較的安価でデザインも豊富なことから、広く取り入れられています。

用途やスペースに応じて、

・ドアを押すのか引くのか
・左側・右側のどちらに開閉するのか

を選択します。

また、2枚以上折りたたんで開閉する折れ戸タイプもあります。

(有)梅澤建築「念願だった「趣味の部屋」に大満足。これから先の長い暮らしを考えた優しい住まい。」より

横に動かす「引き戸」

HASHIKEN 橋本建設(株)「毎日がちょっと特別に、ナチュラル×ホテルライクな平屋」より

続いて、引き戸タイプのトイレドアで、横に滑らせて開閉します。

和風な家に多いタイプですが、洋風住宅にも合う商品がいろいろ出ています。
 
使用するスペースとしては、

・開き戸の場合:戸の前後どちらか
・引き戸の場合:スライドする分の横幅

を必要とします。

その他、ドアの種類を決める前提として、

・家全体でみたときのトイレの配置
・ドア開閉部分で確保可能なスペース

が重要になってきます。

その他、車いす使用などバリアフリーの観点から、自分がドアノブと一緒に動かなくてもドアを開閉できる引き戸が選ばれることがあります。

関連記事 サムネイル画像

【家づくり体験談】引き戸で快適!

また、当然ですが、機能を付けるほど、デザイン性にこだわるほど価格は高くなります。

自分や家族の優先したいことが機能なのか、デザインなのか予算なのかを考えて決めましょう。

トイレドアには、木製のほか、金属や、くもりガラスを使った素材など、さまざまなデザインがあります。

・木製のメリット…温かみがある、断熱性がある
・金属製のメリット…水に強い、耐久性が高い

トイレの壁、床、天井などの色と統一すると、室内の一体感が出てくるのでおすすめです。

「トイレドアの明かり窓」メリット・デメリット

トイレドアの明かり窓について、メリットとデメリットをご紹介します。

【メリット】

・使用中なのか分かりやすい:明かりの有無で、トイレ室内に人がいるのかどうかを判別しやすい。

・電気の消し忘れに気づきやすい:不要な電気の付けっぱなしに気づくチャンスがある(人感センサー式のライトでない場合)。

・より良い通気性・消臭性・採光性:室内外に空気の流れを作りやすく、室内の臭いや湿気を減らすことができる。また、周囲の光が入り室内が明るくなりやすいため、トイレという限られたスペースでの閉そく感を弱めることができる。

【デメリット】

・防音性が低くなる:明かり窓が大きいほど、トイレ室内の音が廊下に漏れやすくなる。

・断熱性が低くなる:明かり窓が大きいほど、暖房・冷房などで密閉したい場合に適さない。

…一口に「トイレドアの明かり窓」と言っても、さまざまな大きさやデザインがあります。

優先度の高い項目を決めたうえで、トイレドアの明かり窓を検討しましょう。

続いて、トイレドアを選ぶ際のポイントについてご紹介します。

【後悔しないために】トイレドア選びのポイント3選

トイレドアを選ぶ際のポイントは、以下の3つです。

【ポイント①】機能性 

音漏れ、湿気対策、人が使用中かトイレの室外から確認しやすい、など

【ポイント➁】デザイン

家全体の雰囲気に合っているかどうか

【ポイント➂】費用

ドア本体価格と工事費(全体の予算の中で、家づくりの担当者に任せることもあります)

…その他、交換・リフォーム時には、ドアの材質、サイズなどが自分の家にぴったりと合うのか、よく確認してから取り付けましょう。

関連記事 サムネイル画像

【家づくり体験談】風呂とトイレの距離

いかがでしたでしょうか。

トイレドアの明かり窓ひとつとっても、考えることがたくさん出てくるのが家づくりです。

自分たちに合った価値観や、事例を知りたいという方は、まずは家づくりのプロに聞いてみましょう

(漫画:ノラ)

<家づくりマッチング!>
自分だけの価値観に合った住宅会社が見つかる!「すまいの相性診断テスト」

・「すまいの相性診断テスト」はコチラ

<家づくり体験談募集中!>
あなたの家づくり体験談を聞かせてください!「家づくり体験談」

・クオカードが当たる!応募フォームはコチラ

<無理のない返済計画を!>
・必要な借入額や返済額がわかる!「住宅ローンシミュレーション」

・住宅ローンの支払可能額を知ろう!「住宅ローンシミュレーション」はコチラ

 

 

<お気に入りをsumicaで"発見"しよう>
・施工事例はコチラ
・見学会などのイベント情報はコチラ
・すまいのパートナー一覧はコチラ