
【家づくり体験談】玄関は家の顔!広くておしゃれな玄関づくりのポイント
新潟県のリアルな家づくり体験談をマンガで紹介する「sumica調査隊」。
玄関は家の顔といいますが、家を建てようと思うとき、皆さんは玄関回りのデザインやレイアウトにどのような希望やイメージを持っていますか。
今回は玄関のレイアウトにまつわる話をご紹介します。
本記事では、
✅読者の体験談(成功エピソード)
✅玄関ドアの種類
✅広い玄関のメリット・デメリット
について、解説します。
広い玄関にまつわる体験談
読者の方から寄せられた、玄関を広くして満足している人のリアルなエピソードをご紹介します。

玄関は「家の顔」だと思い、親子ドアにして間口を広くしました。
また、玄関脇には家族用のスペースをつくり、靴や傘やコート類などは引き戸で隠せるようにしました。
そのおかげで、玄関はスッキリ!突然の来客に慌てることもありません。
玄関スペースを広げた分、部屋は小ぢんまりですが、玄関に花や写真を飾ったり、ちょっとした小物を置いて、癒やしの空間としてリッチな気分を味わっています。
玄関に力を入れて良かったです!(読者アンケートより)
玄関のスペースを広くとったため、収納エリアに余裕があり、玄関を収納と花や小物も置く癒やしの空間として使い、満足感を高めた例です。
家族の外出・帰宅、来客、宅配と、人の出入りや物の出入りが多い玄関なので、体験談のようにレイアウトを工夫する方がいます。
玄関ドアの種類について
まずは、玄関ドアの種類についてご紹介します。
開き戸か、引き戸か。大きく分けてどちらかを選びましょう。
【玄関ドアの種類①】前後に開く「開き戸」

洋風な家に多いタイプです。
押したり引いたりして開閉します。玄関の内側から引くのか押すのかも選択します。デザインが豊富です。
・片開き…戸1枚を前後に開閉させます。一番多数派となります。
・両開き…戸2枚分を前後に動かすので十分なスペースが必要です。(公共施設のホールに多い、というとすぐにイメージしていただけるでしょうか。)
・親子…大小の扉です。普段は「大」を使い、大きな物を出し入れする時などに「小」も開けます。
内開きは、防犯上、こじ開けを防ぐには有利となります。
外開きは、靴を置くスペースを玄関内で多く確保できたり、地震や火災の際、崩れた荷物が玄関をふさいでもドアを開けやすい利点があります。
【玄関ドアの種類②】横に動かす「引き戸」

横に滑らせて開閉します。
和風な家に多いタイプですが、洋風住宅にも合う商品が出ており、引き戸を選ぶ人も少なくありません。
・片引き…戸1枚を左右どちらかに開閉させます。引き戸では主流となります。
・両開き…中央から戸1枚を左、もう1枚を右に動かします。2枚分を設置、収納する広さが必要です。
・折れ…戸2枚以上を折りたたんで開閉します。省スペースで設置できます。
開口時に、開き戸は戸の前後どちらか、引き戸は横幅を必要とします。
スペースがどれくらいとれるか、というのが判断の大前提になります。
玄関に使えるスペースの範囲内で、ドアの種類を決めます。
ベビーカーや車いすの出し入れなどバリアフリー(障壁をなくすこと)の視点では、戸を支えず開いたままにできることから、引き戸をお勧めされることが多いようです。
子どもの視点で、重厚な玄関ドアでは手で開け閉めするのに力がいるため、自分はその場で動かずに、また体重をあまりかけずに開く引き戸を選択する場合があります。
ただし引き戸は、開き戸のドアとドア枠ほどぴったりした構造ではないため、戸が広く開き、熱の出入りも多くなります。
断熱性や冷暖房のエネルギー効率については、一般的に開き戸より低めとなります。
どちらの戸も、光を取り入れたり、風を通したりもできるさまざまな商品がありますが、機能を付けるほど価格は高くなる傾向にあります。
自分や家族の優先したいことを考えて決めましょう。
玄関収納のポイントは?

次に、玄関での収納の工夫について考えます。
一般的に玄関に置かれている物を思い浮かべてみましょう。
靴、傘、スリッパ、玄関の掃除用ほうき、身だしなみをチェックするミラー、玄関マット、コートなど。
玄関のカギ、腕時計などを置く方もいらっしゃるでしょう。
これらの物を使う時に、棚やバスケット、フックからサッと取り出す姿をイメージできていたら、家づくりの担当者にレイアウトの相談をしやすくなります。

例えば、家づくりの時点で棚もつくってもらうのか、それとも完成後に自分で棚や小物入れを購入するのかを判断しやすくなります。
イメージをふくらませ、家づくりの担当者と相談した結果、玄関スペースの土間を広くして、自転車や、スポーツ・釣り・キャンプの道具など屋外で使用する物を置いて、出し入れしやすくする方もいます。
また玄関に壁をつくり、歩き回れる回遊式にして、靴やコートを見えないように収納しておくお宅もあります。
花や葉などの植物、写真や絵などのアート作品、雑貨などの小物、クリスマスなど季節の飾り物を配置する方もいます。
帰宅時や玄関での作業を考え、小さな洗面台を設置する方もいます。
広い玄関のメリットとデメリットは?

広い玄関のメリットは以下となります。
【広い玄関のメリット】
・出入りがラク:人が出入りしやすく、物も出し入れしやすいです。
・保管スペースで使える:屋外で使用する物を屋内に置いておくスペースがあります。また自転車などは屋内に置いておければ、窃盗や海風による塩害からも守りやすくなります。
・来客時のストレスが少ない:玄関がまるで一つの部屋のように来客と会話ができるため、狭いスペースで申し訳ない、という相手への気遣いは少なくすみます。
ですが、広い玄関にはいくつかのデメリットもあります。
【広い玄関のデメリット】
・他の部屋や廊下のスペースを減らす:限られたスペースを玄関のために使うことで、レイアウト上、1部屋少なくなること、廊下のスペースを減らすことを覚悟する必要があります。
・費用は高くなる傾向がある:広さの規模によりますが、土地の形を見つつ家主の希望に沿う形をとるため、通常のレイアウト以上に費用がかかりやすくなります。予算を考えて選択しましょう。
では、玄関のレイアウトで気をつけるポイントを見ていきましょう。
玄関レイアウトの3つのポイント
玄関は、家族ならほぼ毎日、来客なら最初に目にするスペースとなります。
清潔に、気持ちよく使える場所になるようレイアウトしましょう。

玄関をレイアウトする場合の3つのポイントをまとめました。
【ポイント①】使いやすさ
外出時、サッと靴を履く、傘を持ち出す、ベビーカーを出せる。
または来客・集金時、サッとスリッパ・お金を出す、宅配物の受け取り時に印鑑を出す。
玄関での動きはある程度決まっています。スムーズに動けるレイアウトにしましょう。
【ポイント➁】収納の方法
家の完成後の壁に、購入した棚を取り付けるのか。それとも家づくりの最中にニッチ(壁にくぼみを作り、その空間を使用した棚)をつくってもらうのか。
家の完成後では、収納設備を担う工事が難しい場合があるので、早い段階で自分の希望やイメージを家づくりの担当者に伝え、相談しましょう。
【ポイント➂】ドアの種類
ドアは、使えるスペースを確認しつつ、使いやすさ、デザイン、バリアフリーにするのか、防犯性、機密性など自分の優先事項を決めて予算を見つつ判断しましょう。
おしゃれな玄関のコツ
おしゃれな玄関をつくりたい方には、以下の例があります。
• 白をベースに木の素材を取り入れたナチュラル&シンプルな「北欧テイスト」や、白×黒(またはグレー)でクール&シンプルにまとめた「モノトーン」、ヴィンテージ加工をした木製アイテムと温かみのある陶器などを取り入れた「ナチュラルアンティーク」など、統一感をつくる
• 花や葉の植物を置いて、自然や季節、癒やしを感じる空間に
• 写真&絵などのアート作品を飾る
• ハーブ系や森林系などが香るようディフューザー(香りを拡散する器具)を置く

玄関は自分の趣味を表現したり、来客におもてなしの心を発揮したりできる場所です。
個性を楽しめると家づくりが楽しくなりそうですね。
まとめ~後悔しない玄関づくりのために~
いかがでしたでしょうか。
玄関は家に最初に足を踏み入れる場所だけに、第一印象となり、その家の雰囲気が伝わる場所となりますね。
シンプルに物が見えないようにするのか、または見せて収納するのかの方針でレイアウトが異なります。
希望を伝える際は、家づくりの担当者と後で行き違いのないよう、なるべく口頭ではなく、文字でも残すようにしておくと良いでしょう。

広い玄関のメリットは、人の出入りや物の保管、来客時にストレスが少ないことですが、一方でデメリットとして間取りを1部屋減らしたり、費用が高くなるという傾向があることが挙げられます。
後悔しない玄関づくりのために、「予算」「機能」「デザイン」のバランスについて、すまいのパートナーに相談しながら進めていきましょう!
(漫画:ノラ)
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