
すまい
美景の中で暮らす家
新潟日報sumica編集部
家にいながら散歩気分も楽しめる町に開かれた住まい
坂道から裏へ、町へ…
家の間を通る「道」が町と住まいをつなぐ
日本海からゆっくりと砂丘を上った頂きに、S氏邸は建っている。
それはまるで町を見渡す展望台のようにも見える。
ユニークなのは、白い小さな家が2棟寄り添い、その間を通る「道」が、玄関を抜けてその奥の小道につながっていること。コンセプトは、町から家へ、家から町へと開かれた暮らし。「町の延長のようなところに家がある」という建築家の提案に、Sさん夫妻は心を躍らせたと振り返る。
土地を決める際、解体前の家の2階に上がらせてもらったと言う。「周囲の樹木が美しいし、風が抜けてとても気持ちが良かった。日本海の眺めも素晴らしかった」「家は多いけれど、各家が木を植えていて圧迫感がない。路地が多いのも楽しい」とお二人。昔からあるこの町で、景色を楽しむ暮らしを始めることにした。