
くらし
住宅とデッキでつないだサウナ小屋は、おうち時間の楽しさが膨らむ趣味と遊びの空間
新潟日報sumica編集部
サウナ小屋のある家
母屋との行き来がスムーズにできるように、段差のないデッキでつながっている
6坪のスペースとデッキで大人はくつろぎ、子どもたちは心躍らせる
「ねえ、おばあちゃん、あっちの部屋に行ってもいい?」
お孫さんたちがTさんの家に着くなり行きたくなるのは、5年前に増築したサウナ小屋だ。
母屋のリビングと段差のないデッキでつながっている。
焼杉の外壁が周囲の緑になじみ、その形から山小屋風にも見える。
当初は、サウナを設置するだけの小さなプレハブを考えていた。
「ところが増築を決め、計画を進めるうちに、やりたいことが膨らんできて」と、Tさんは笑う。
「喫茶スペースがあればくつろげる」
「客が泊まれるロフトを造ろう」
「バーベキューができるようにデッキは広めに…」
と、遊びの要素が増えていった。
完成した6坪の小屋は天井が高く、たっぷりと光が差し込み、リビングルームと言ってもおかしくない空間に。