くらし

【衣類を畳むことで得られる効果】正しい順番で片づける~「衣類」編②~

篠原美智子(こんまり®流片づけシニアコンサルタント)

「ときめき収納」をベースにした「こんまり®流片づけ(こんまり®メソッド)」の正しい順番

【片づけの順番】

衣類→本→書類→小物→思い出品

前回ご紹介した衣類の片づけ、進みましたか?

まだ…という方は、前号をご覧になり、ご自身の衣類を片づけてみてください。

今回は、ときめきで選んで残した衣類のたたみ方についてお伝えいたします。

畳むとどんな効果があるのかも合わせてご紹介します!

最後まで読み進めてみてくださいね。

【衣類の畳み方①】シワを伸ばす

平たい場所に置き、首が自分から左側になるように置きます。

手のひらを使って、ていねいにシワを伸ばしましょう。

小さなお子様が、お腹が痛くなった時、お母さんが手のひらをお腹にあてながら、

「イタイイタイの飛んでいけ~」

と言ったり、頭が痛くなった時に、おでこに手のひらを当てたりする行為は、お母さんの愛を手のひらから感じることで、痛みが和らいでいく効果が高い気がします。

ポイントは手アイ(愛)ロン

「手アイロン」という言葉を聞いたことありますか?

手で行うアイロン代わりの作業のことを指します。

手のひらには、愛というパワーが詰まっています。

衣類のシワを手のひらで伸ばしながら

「いつも、ありがとう。」

と声をかけていきましょう。

シワを伸ばす作業は、衣類をよく見る作業でもあります。それまで気づかなかった、ほつれに気づいたり、毛玉がたくさんあったことに気づいたりします。

「こんなに、じっくり衣類を見たのは初めてです。」

「毛玉がたくさんあって、驚きました…」

…片づけレッスン中、クライアントさまから、聞かれる言葉です。

モノを丁寧に扱うようになることで、モノの扱い方が変わります。いつもプレスされた衣類を身に纏うことができることで、行動に自信が持てるようになるのです。

【衣類の畳み方②】長方形にする

横長の長方形になることを意識して、畳んでいきます。

長方形からはみ出る部分は、内側に折り返します。

両袖を折り返し、横長の長方形になったら、首側をもって、裾に向かってざっくり半分に畳みます。