パン、お菓子作りを楽しむためのキッチン　将来の夢も大きく膨らむ

1歳10カ月の娘さんのいるSさん夫婦が建てた家は、平屋をイメージした開放的な空間。

1階はLDKと主寝室。2階とはSさんが希望したリビング階段でつながり、大きな吹き抜けが明るく爽やかだ。

調理の専門学校を卒業し、後にパン教室でも学んだ奥さまの趣味はパンとお菓子作り。

「パンに興味を持ったのは主人と付き合い始めた10年前。広いキッチンにはずっと憧れていました」

いくつものショールームを見学し選んだのは、シンクとコンロを分けたシステムキッチン。

壁に合わせたシルクホワイトのコンロ側は壁につけてタイルで彩り、グレーストーンのシンク側は窓からの美しい景色を眺められるようリビング側に向けて配置。

二つのキッチンの間隔もたっぷり確保し、時には夫婦2人でキッチンに立つこともあるという。

ダイニングテーブルの背後に壁面収納を設け、炊飯器などの家電と大小さまざまなお菓子作りの道具、大切なレシピ本などをすっきり収納。

「木の扉の存在感がいいですよね。子どもの誕生日やイベントなどで扉にデコレーションするのもすてきでしょうね」と奥さま。

ウォルナットの床や扉の質感に合わせたペンダントもおしゃれだ。

将来はここでパン教室を開きたいと奥さま。

「この広い天板なら生徒さんと4人で囲んで生地をこねることができますから」と、夢に向かってほほ笑んだ。

自然豊かな風景で心和む食卓に

窓の向こうに広がる一面の緑が目と心を癒やしてくれる。庭には折々、野生のキジが遊びにやってくるという

広い作業スペースと大容量収納で便利

パン、お菓子作りに欠かせないガスオーブンとガスコンロには、左右の作業スペースもたっぷりある。

焼き上がりの時間帯は家中に良い香りが漂う。

ダイニングテーブルの真後ろには、レンジや炊飯器などの家電を収めた大きい壁面収納があり、パン作りの道具などやレシピ本もすっきり収納

新潟市 S氏邸 House data