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体験談

【トラブル事例⑪】引渡し後の不具合補修が進まず、ずっと仮住まい。

(公財)住宅リフォーム・紛争処理支援センター

床や建具に不具合があったが、融資が実行されたため、引渡しを受けた。

不具合の補修については覚書を交わし、補修工事期間中の仮住まい費用、融資返済は事業者が負担することを約束した。

ところが予定どおりに補修工事が進まず、事業者とトラブルになり、いまだ仮住まいのままで困っている。

工事が残っている建物は引渡しを受けないようにしましょう。

工事が終わっていない建物や補修が終わっていない建物はできる限り引渡しを受けないようにしたいもの。

その状態でやむをえず引渡しを受ける場合には、残っている工事や不具合箇所のリストとそれに係る工事の計画書を書面にして双方で保管しましょう。

引渡しが遅れると仮住まい費用が嵩みますし、まだ仮住まい中なのに住宅ローンの返済が始まるとさらに負担は増えてしまいます。

余裕のある計画を立てることが大事です。

【POINT】
①最初に余裕のあるスケジュールを立てておく。
②工事や補修が残っていたら、引渡しを受けない。
③やむをえず引渡しを受ける場合は、残っている工事や不具合、今後のスケジュールなどを書面にして、双方で保管。

 

 

~(公財)住宅リフォーム・紛争処理支援センター「引渡し後の不具合補修が進まず、ずっと仮住まい。」より~

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