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【2024年最新版】新潟で家を購入するために必要な世帯年収はいくら?

昆知宏(新潟住まいのお金相談室 代表)

住宅ローンで土地を購入して、家を建てたい。

その際、必要な年収は一体いくらなのだろう?

皆さんもこんな疑問を持ったことがあるのではないでしょうか?

「今の収入のままこの先もやっていけるのだろうか?」

「我が家の年収で家を買っても問題ないだろうか?」

住宅ローン=人生最大の借金ですから、不安になるのは当然のことです。

他の人々はどうしているのか気になることも多いですよね。

新潟で家を建てる世代の平均収入はいくら?

新潟で家を購入するのが最も多い年代は30代です。

では、新潟で家を建てる世代の年収はどの程度なのでしょうか?

データを元にみていきましょう。

新潟県の30代の平均年収

30代の平均年収は393.9万円です。

年齢、男女別の内訳は以下のとおりです。

【年齢別】
30~34歳:376.9万円
35~39歳:411.0万円

【男女別】
男性(30代男性の平均年収:431.0万円)
30~34歳:411.1万円
35~39歳:450.9万円

女性(30代女性の平均年収:313.7万円)
30~34歳:304.8万円
35~39歳:322.6万円

※データは「平均年収.jp」のものを参照しています。

  

【「年収」とは】

ここでの「年収」は、手取り収入ではなく額面の税込み年収を指しています。

具体的には、源泉徴収票に記載されている収入のことで、

・退職金の有無とその額
・昇給の速度
・子供の数や教育費の規模
・頭金や贈与の有無とその額

等の要素も影響しています。

仮に

・夫婦ともにフルタイムで共働き

とした場合、

30代男性および女性の平均年収を合算すると、新潟の30代世帯の平均年収は744.7万円になります。

これが平均値ですね。

確かに私の元へ「住まいのお金」関連の相談に来られる方も、同じような感じです。

あなたの家計は、この「平均世帯年収744.7万円」と比べてどうでしょうか?

また、世帯年収が約750万円の場合、いくらくらいまでの住宅購入が現実的なのか気になりませんか?

以下、世帯年収と妥当な借入額とのバランスについて解説していきます。

世帯年収750万円で妥当な住宅ローン借入額は?

家計ごとに子供の人数や生活費、購入している車の価格などが異なるため、一概に断言することはできません。

以上の前提で、おおよその相場感について見ていきます。

【家族構成&生活設定の前提条件】

・家族構成:4人家族。夫婦+子供2人
・世帯年収:750万円
・車:2台。国産の普通車(子供が小さいうちミニバン)と軽自動車を1台ずつ
・子供2人は大学まで進学
・生活費は平均的な水準で、極端な贅沢や節約はしていない
・外食は月に1、2回
・家族旅行は年に1回

…結論から言います。ただし、データ的な根拠というより私の経験則に基づく内容とはなりますが、

新潟の平均世帯収入750万円の場合、妥当な住宅ローン借入額は約3,500万円(平均的な支出モデル)です。

たとえば、第四北越銀行の変動金利0.725%(5月1日時点)で、借入額3,500万円を35年間かけて返済すると、月々の返済額は94,378円になります。

住宅ローンシミュレーション」の計算結果から

このあたりが住宅購入時における現実的な金額感と言えます。

人気エリアで土地から購入するのは厳しい

月々の返済額が94,378円となると、多くの人にとってはこれまでの家賃よりも高いため、ためらってしまうかもしれません。

しかし、支払えないというほどではない、という方もいるのではないでしょうか。

逆に言えば、ギリギリではありますが、支払えるかもしれないという絶妙なラインです。

たとえば、支払いの際にボーナス払いを1回あたり10万円追加(年2回、35年間で計700万円)すると、月々の返済額は約77,500円になります。

住宅ローンシミュレーション」の計算結果から

「あ、この返済額なら大丈夫かもしれない」と感じる人もいるでしょう。

全体の金額を少しでも減らしたいと思うのは当然のことです。

しかし、土地から購入する場合は特に、ある程度の予算がないと選択肢を持つことすらなかなか難しい状況です。

生活に便利なエリアで土地を購入する場合、最近は3,500万円では足りず、予算オーバーしてしまう人が増えてきています。

世帯年収が多ければ、土地選びから好きなように選択できます。

しかし、平均的な世帯年収の場合、理想ばかり優先するとすぐに予算超過し、返済に苦しむことになってしまいます。

これが今起きている、新潟の住宅購入市場の現実です。

3,500万円でどのような住宅が購入できるのか?

住宅購入を考えるうえで非常に重要なのは、土地を持っているかどうかです。

①土地を持っていない場合
②土地を持っている場合

の住宅購入予算の考え方について、順番に見ていきましょう。

①土地を持っていない場合

土地を所有していない場合、家を建てるためには土地から購入する必要があります。

建物部分にかかる費用は、現在資材価格高騰の影響もあり上昇しています。

ローコスト住宅のメーカーでも、最低でも2,000~2,200万円は見積もっておきたいところ。

残りの1,300~1,500万円で購入可能な土地を探そう!と思いきや、そうはなりません。なぜなら、住宅購入には諸費用がかかるからです。

土地を購入する場合、諸費用として金額が大きいのは、不動産業者への仲介手数料、銀行へのローン手数料、そして税金です。

土地購入の諸費用はトータルで200万円ほど見ておくと安心です。

そうなると、土地購入に充てられる金額は1,100~1,300万円ほどになります。

ただし、この価格は新潟市の中央区では十分に予算が足りません。西区・東区・江南区内の便利なエリアでも、ちょっと厳しくなってしまいます。

立地条件にこだわる場合、現在ではローコスト住宅でも総額4,000万円以上が一般的な相場です。

もしもあなたが平均世帯年収の750万円ラインで、かつ頭金がなく、全額ローンで人気エリアの住宅購入を検討しているのであれば…。

少し背伸びをしすぎている、ということがわかりますね。

建売以外なら頭金が重要に

人気エリアにこだわる場合、建売住宅でないと予算内には収まりにくいでしょう。

建売住宅は、より多くの人が購入しやすいように価格設定されています。

新潟の平均年収価格帯の人が、人気の立地で家を手に入れやすい商品開発をしていることがよくわかりますね。

新潟市内でも少し郊外に出て、土地価格1,000万円以下のエリアであれば、建物には2,300万円までかけられる見通しが立ちます。

2年ほど前までは2,300万円を出せば、ある程度こだわった住宅が建てられました。

しかし現在の住宅価格は大幅に高騰中

2,500~3,000万円(平均2,750万円)が注文住宅の相場となっています。

この場合、総額3,500万円以内に収めるには、土地代の予算がいくらになるのか見てみましょう。

3,500万円(総予算)―2,750万円(注文住宅予算)―200万円(諸費用)=550万円(土地代)

現状では、郊外に出ても550万円以下で土地を購入することはかなり難しい状況です。

土地を購入する際には、平均的な世帯での住宅ローン目安である、3500万円を超えがちです。

そのため、家に使える頭金の有無が非常に重要になっています。

②土地を持っている場合

土地をすでに所有している場合、資金計画的に有利になります。

なぜなら、その場合は諸費用が安くなるからです。

予算が3,500万円の場合、諸費用は150万円(=土地から購入する場合と比較して50万円安い)と仮定すると、

3,500万円(総予算)―150万円(諸費用)=3,350万円(住宅予算)

したがって、住宅購入に使える資金は3,350万円となります。

建物だけで3,350万円も予算を見込むことができれば、かなりこだわって注文住宅を建てることが可能です。

平均的な注文住宅価格帯は2,750万円であり、ローコストな住宅なら2,000~2,200万円と言われているので、かなり余裕がありますね。

したがって、土地を所有している場合、平均世帯年収であれば住宅ローンは比較的余裕を持って返済できるはずです。

もし両親や祖父母から土地を譲り受けることができる場合は、とてもラッキーと言えますね。

世帯年収別の適正な住宅価格はいくら?

あくまでもざっくりとした推定ですが、「30代で世帯年収が750万円の場合、住宅ローン借入金額はできれば約3,500万円が理想」という話は前述でお伝えした通りです。

ここからは、世帯年収がそれよりも多い場合や少ない場合に、住宅ローン借入額目安はどのようになるか見ていきましょう。

例えば、「新潟市の中央区などの人気エリアで家を購入する」という場合、総額が4,000万円を超えるという話をしましたよね。

そこで、現実的な相場である総額4,000万円の場合、世帯年収がいくら必要なのか考えてみましょう。

これは非常に感覚的なものですが、予算が500万円増えるごとに世帯年収は100万円増えるというのが現実的な目安のように感じます。

イメージは以下の通りです。

あくまで概算かつ頭金はその家庭次第です。

【世帯年収と住宅ローンとの関係】
世帯年収550万円:住宅ローン2,500万円+頭金が妥当ライン

世帯年収650万円:住宅ローン3,000万円+頭金が妥当ライン

世帯年収750万円:住宅ローン3,500万円+頭金が妥当ライン

世帯年収850万円:住宅ローン4,000万円+頭金が妥当ライン

世帯年収950万円:住宅ローン4,500万円+頭金が妥当ライン

※5,000万円以上の場合は世帯年収1,000万円以上が必須

まとめ

世帯年収に係る支出の内訳は、それぞれの家庭によって異なります。

例えば私が家を購入した当時は、夫婦ともに20代で働いていました。

私の年収が330万円、妻の年収が280万円、世帯年収は610万円程度でした。

適正予算が2,500~3,000万円だったと思うと、確かにしっくりきます。

もしパートナーが扶養内で年収100万円だとすると、平均世帯年収750万円に到達するには夫婦どちらか1人で650万円以上を稼ぐ必要があります。

逆に言えば、一方にそれだけの収入があれば、もう一方は住宅購入後家事や育児に重点を置きつつ、パート等をして家計をサポートする、という考え方もできます。

まずは、あなたの家計の世帯年収を確認した後に、ざっくりでも予算感を把握することから始めてみましょう。

 

<無理のない資金計画を!>

 

 

~新潟住まいのお金相談室ブログ「新潟で家を買うのに世帯年収はいくら必要?【2024】」より~

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