すまい

外とつながるフラット空間の1.5階ハウス

新潟日報sumica編集部

土間と中庭の1.5階ハウス

平屋+ロフト+倉庫で構成されるS氏邸。
土間を引き込んだリビングは中庭と一体化し、開放感抜群のフロアに。
平屋で暮らす面白さとおしゃれさに引かれる家だ。

左にあるのが離れの倉庫。かなりの収納力があり、とても便利だ。倉庫が目隠しとなり、プライバシーを守っている
耐水性の高いシベリアンラーチのサイディングは経年変化も楽しめる味わい深さがある

土間と中庭を仲良し姉妹が笑顔で駆け回る

「暮らしやすく、おしゃれな平屋がいい」。それが家を建てるにあたっての、Sさん夫妻の希望だった。

建築家の提案は屋根の木構造をあらわしにして、デザイン性も持たせた室内。

さらに、外とつながり、開放的に暮らす工夫として、土間のあるリビングが誕生した。

木構造の連続が美しいリビング。天井高があり、ゆったりとした印象だ。二間分の窓を引き込むと、中庭とリビングが一体化。土間には床暖房が入っているので、冬は足元が暖かく、過ごしやすい

建物はL字型で、離れの倉庫が隣家の視線を遮り、半中庭の空間をつくりだしている。

子どもたちははだしで土間を駆け回ったり、中庭に出て遊んだり、ロフトから下がるハンモックに揺られたりと、退屈しない様子。

玄関を入るとリビングに向かって土間が続く
プレイルームや寝室がある棟

間取りがコンパクトな分、家事動線もスムーズだ。

中庭を眺めるカウンターは子どもたちの遊び場。勉強机にもなる。カウンターの並びに洗面コーナーがあり、スペースを生かしきる工夫が見える

将来、必要になったら壁を設けて子ども部屋もつくれ、壁は塗装下地材が貼ってあるので、DIYで塗ることもできる。

シンプルゆえに自由度が高い、家族の生活に寄り添う家だ。

田上町 S氏邸 House data

家族構成夫婦+子ども2人
敷地面積443.27m2(134.09坪)
延床面積88.19m2(26.68坪)
竣工年月2020年2月
工法木造軸組工法
基礎布基礎
断熱材屋根:スタイロ100mm/壁:ロックウール100mm/基礎:スタイロ50mm
外装仕上屋根:ガルバリウム鋼板AT葺き/外壁:シベリアンラーチ、コットンウォール
内装仕上床:オーク複合板/壁:ラウファーザー/天井:構造用合板あらわし
設備キッチン:大工造作天板モールテックス仕上げ/バス:ハーフユニットバス/トイレ:アラウーノ
開口部窓:サーモスH2/ドア:造作
取材協力一級建築士事務所 オブデザイン