【家づくり体験談】自転車置き場がない
新潟県のリアルな家づくり体験談をマンガで紹介する「sumica調査隊」。
今回は、”自転車の置き場がなくて困っている人”について。
家を建てる際、意外に見落とされがちなスペースのひとつが自転車置き場(=駐輪場、サイクルポート)です。
特に「自転車置き場は今すぐ必要ではないが、将来必要になる」可能性が高い、子育て世代の方は要チェックです。
自転車は日常生活に欠かせないアイテムになる一方、十分な保管スペースがないとストレスが溜まってしまいます。
そこで、実際の体験談を通じて、自転車置き場の重要性や選ぶ際のポイント、作り方について考えてみましょう。
自転車置き場を考えていませんでした。
家を建てたときは子どもたちが小さかったこともあり、子どもが大きくなったときに買った人数分の自転車置き場に困ってます。
当初は「自転車はカーポートの下に置けば良い」と軽い気持ちで考えていましたが、住んでみたらすごく風の強い地域だったので、自転車が倒れてしまいます。
土地選びの段階で、色々な天候の日に来て、どのような場所なのかしっかり把握しておけば良かったです…。(新潟市はるさん)
自転車置き場を考える際のポイント3選
自転車置き場を考える際に、特に注意するポイントが3つあります。
最近は家庭用自転車置き場をDIYで作るケースも増えていますが、その場合もぜひ以下の3つをチェックしてみましょう。
【ポイント①】自転車の台数とサイズを確認しておく
たとえ見込みであっても、自転車の台数とサイズは予め確認しておきましょう。
子供用と大人用など、異なるサイズの自転車を収納する場合は、それぞれのサイズに合わせたスペースを用意することが必要です。
自転車の台数が1、2台であれば現状のままでも工夫次第でスペースを確保できるかもしれませんが、3台以上になると難易度が一気に上がります。
適切な台数とサイズを確認することで、自転車置き場を効果的に設置・活用できます。
【ポイント②】使い勝手が良いスペースを選ぶ
自転車置き場を設置する際には、使い勝手が良いスペースを選ぶことが大切です。
まず、干渉物に注意する必要があります。自転車を収納するスペースが、室外機や柱などの他の物と干渉するような場所や、通行や作業を妨げるような場所ではないかを確認します。
できるだけ出入りがスムーズで、自転車を取り出しやすい場所を選ぶことが望ましいです。
さらに、雨風や雪はもちろん、盗難や鳥のフンから守る屋根や壁があることで自転車が傷みにくくなるため、長期的な保管が可能になります。
【ポイント③】居住エリアの自然環境に合わせる
自転車置き場の設置場所は、居住エリアの自然環境に合わせることも重要です。
例えば、屋外に自転車を置く場合は、雨や日光、風や雪などの自然要因による影響を考慮する必要があります。
自然環境次第で、自転車の劣化やサビの進行が変わってきます。
居住エリアの自然環境に合わせて自転車置き場の設置場所や仕様を選ぶことで、自転車を良好な状態で保管し続けることができます。
(漫画:ノラ)
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