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【家づくり体験談】完成見学会をやりたくない!協力するメリットと要注意ポイント3選~後悔エピソード~

新潟日報sumica編集部

新潟県のリアルな家づくり体験談をマンガで紹介する「sumica調査隊

今回は、”完成見学会をやりたくなかったのに、泣く泣く実施することになった人”について。

住宅完成時に合わせて、ビルダー側から「完成見学会を実施させてもらえませんか」と打診されるケースがあります。

【完成見学会とは】

実際に施主が住む住宅を一定期間借りて公開しているイベントのこと。

毎月多くの工務店やハウスメーカーが完成見学会を開催しており、住宅のデザインや住み心地をリアルに体験でき、家づくりをする上でとても良い機会です。

「完成見学会で聞くべき、見るべきポイントとは?注意点も合わせて解説」より

また、一般住宅の見学会は主に「構造見学会」「完成見学会」「オーナー見学会」の3種類があります。

【住宅見学会の3種類】
①構造見学会…建設途中の住宅の見学
②完成見学会…完成した住宅の見学
③オーナー見学会…実際に住んでいる人がいる住宅の見学

この中で最も頻繁に開催されているのが完成見学会です。

完成見学会を打診されるタイミングは基本的に

①契約時
②完成の目途が立った時

の2種類です。

完成見学会の流れ自体は基本的に変わらないはずなのに、

「見学会を実施してよかった!」「見学会を実施しなければよかった…」と、施主さんによってさまざまな評価に分かれるのはなぜでしょう。

✅完成見学会の後悔&失敗談
✅完成見学会に協力するメリットと要注意ポイント
✅協力するか迷った時に考えたいこと

について解説していきます。

完成見学会の後悔&失敗談

読者の方から寄せられた、「完成見学会にまつわる後悔&失敗談」をご紹介します。

防犯やプライバシー保護のために、完成見学会を希望しておらず完成後にハウスメーカーにその旨を伝えたのですが「見学会をしないことはできない」と言われてしまいました。

交渉の末、大きな広告は出さず限られた人数だけに絞って内覧いただくことになりました。

契約前に見学会をしないことを確約してから契約すべきだったと後悔しました…。(長岡市たそまめさん)

 

続いて、完成見学会に協力することで得られるメリット要注意ポイントについて、3点ずつご紹介します。

完成見学会に協力するメリット3選

完成見学会を開催することは、施主側にとって以下のメリットがあります。

【メリット①】謝礼をもらえる場合がある

住宅会社によって、謝礼をもらえる場合があります。

謝礼の内容は数千円~数万円の現金や金券など内容もそれぞれ。

ただし、過度な期待は禁物。

場合によっては値引きや特典が付くビルダーもあるかもしれませんが、前提として謝礼はあくまで気持ち程度と考えていた方が良いでしょう。

【メリット②】ビルダーとの関係性が深まる

完成見学会は、原則「施主側の厚意」で行われています。

それは、家づくりのパートナーとしてこれまで伴走してきたビルダーとの信頼関係があってこそ。

そして家を建てた後も、点検やメンテナンス等でビルダーとの関係は続く場合がほとんどです。

実際に住む家を見学してもらうことができるので、ビルダー側にとっては大きなメリットがあります。

「完成見学会に選ばれる」ということは、それだけ魅力がある物件ということ。

家づくりを通じて「担当者にお世話になった」「納得の家づくりができた」ということであればなおさら、完成見学会に協力することでビルダーとの関係性がより深まり、よろこんでもらえます。

【メリット③】他の人の家づくりの役に立つ

完成見学会は、これまで時間と手間をかけてようやく完成したマイホームを披露する絶好の場です。

また、実際に住む住宅を体験できる完成見学会は、これから家づくりを進めていく人にとって大いに役立ちます。

家づくりの際、他の人の完成見学会に参加して役立った経験があればなおさら、ビルダーや家づくり検討中の人を応援する意味でも、見学会の開催を前向きに検討しても良いかもしれませんね。

完成見学会の要注意ポイント3選

一方で、完成見学会に協力するときに気を付けておきたい要注意ポイントは以下のとおりです。

【要注意ポイント①】プライバシー上の懸念

完成見学会は住所や間取りが公開になるケースがあるため、プライバシーや防犯を気にする人は注意が必要です。

ただ、近年は新型コロナウイルスの影響もあり、予約制かつ住所非公開で開催する見学会も増えています。

【要注意ポイント②】不特定多数に見られる

完成見学会は、不特定多数の人が家の中を見てまわります。

施主として立ち会わないからこそ「どのような人が来るのか不安」という人もいるでしょう。

特にご近所の人に対しては、

「あいさつ代わりにぜひ来てほしい」という方もいれば

「冷やかし目的で来るのはやめてほしい」という場合もあるので、ビルダーに対して率直に意見を伝えましょう。

【要注意ポイント③】マナー違反や傷などのトラブル

さまざまな人が出入りする完成見学会。

時にはマナー違反や、予期せぬ傷がついてしまうケースがあります。

施主として、完成見学会の開催前後には必ず家の中に傷や不具合がないかチェックするようにしましょう。

【まとめ】完成見学会には協力すべき?迷ったら考えたいこと

完成見学会に協力すべきかどうか迷ったときには、以上のメリット&デメリットを総合的にみて判断しましょう。

これまでみてきたように、一口に「完成見学会を実施する」と言っても

✅実施方法(一般公開or予約制)
✅参加対象者(オープンorビルダーと話を進めている人のみ)
✅住所の公開範囲
✅開催期間

など、ポイントがいくつもあります。

完成見学会の開催内容が決まった後に

「本当は断りたかったのに、勝手に決まっていた」
「断るタイミングを失ってしまった」
「やるとは言ったが、このようになるとは思わなかった」

とならないためにも、不安や気になる点があったら、必ずビルダーに事前確認するようにしましょう

(漫画:ノラ)

完成見学会は、何と言っても家づくりを検討中の人にとって欠かせないイベントです。

「家づくりのセンパイ」として、後輩のためにすまいのパートナーと一緒に、より良いムーブメントをつくっていきましょう!

 

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