体験談

【家づくり体験談】雪国の外構対策

新潟日報sumica編集部

新潟県のリアルな家づくり体験談をマンガで紹介する「sumica調査隊

今回は、”雪国仕様の外構にしなくて後悔している人”について。

外構(がいこう)とは、 門や塀、アプローチ、ガレージ、庭、植栽など、建物のまわりにある部分を指します。

家づくりにおいて外構は、建物全体の印象を左右するとても重要な要素です。

家のイメージは外構によって大きく変わる

どのような外構を選ぶかは、建物と同じように、住んでいる環境によって大きく変わってきます。

特に雪国新潟では、デザイン性以外にも、機能性や耐久性も欠かせません

今回はそんな、家の外構にまつわる後悔エピソードをご紹介します。

外構工事にあわせて、芝生の庭にドッグランをつくりました。

プライバシーを考慮して、身長が隠れるくらい高めのフェンス(ウッドフェンス)を設置しました。

芝生の庭は、犬は喜びますが、雪が多く積もると雪掻きが必要になります。

フェンスが高いので、その分雪を高く持ち上げてかき出す必要があり、普通の雪掻きより何倍も体力を使います。

年末に大雪が降ったときに、屋根からの落雪でフェンスがはずれてしまいました…。

雪国の外構は雪対策を第一に。(長岡市マロンさん)

フェンスや塀には、快適な住まいを実現するために必要な以下のメリットがあります。

✅プライバシーの確保(部屋の中や洗濯物などを見られない)
✅隣人トラブルの防止(敷地の境界線として)
✅防犯効果(敷地内への侵入を防ぐ)
✅家族が安心してくつろげる(ガーデニングや子どもの遊び場の確保)
✅家全体のデザイン性向上(建物との高い親和性)

今回ご紹介した例は木製のフェンスでしたが、「木のフェンス=NG」ということではありません。

木のフェンスには通気性やデザイン性など、大きなメリットもあります。

大切なのは「住環境に合わせた外構を選ぶこと」です。

特に豪雪地帯や風の強い地域などの外構は、自然環境が厳しい季節に合わせるのがポイントです。

(漫画:ノラ)

家づくりのプロに相談・確認をしながら、後悔しない家づくりを進めていきましょう!

 

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