【くらしプラス】地震への備え抜かりなく 部屋の場所別で対策を
元日に発生した能登半島地震は本県でも多くの住宅に大きな被害をもたらしました。
いつ発生するのか分からないのが地震です。
日ごろから万が一に備えて対策を立てておくことが大切です。
今回は、部屋の場所別の対策方法について紹介します。
【部屋の地震対策①】ガラス
窓ガラスや食器棚などに飛散防止フィルムを貼っておくと、割れたときのガラスの飛び散りを防ぐことができます。
フィルムは両面に貼るのがベストですが、片面のみに貼る場合は室内側に貼ります。
〈飛散防止フィルムの貼り方〉
【手順①】用意するもの 飛散防止フィルム・霧吹き・台所用洗剤・ゴムベラ・カッター・定規。
【手順②】初めにガラスの汚れを拭き取ります。
【手順③】霧吹きに水を入れて、台所用洗剤を1~2滴混ぜます。窓ガラスの全面に薄く吹きかけます。
【手順④】フィルムの粘着面に霧吹きでスプレーしながら、裏面フィルムをはがしていきます。
【手順⑤】上の方からシートを貼りつけていきます。
【手順⑥】ゴムベラで図の順番に空気を追い出します。
【手順⑦】最後にもう一度シートの上からスプレーし、ゴムベラで気泡を出します。
乾燥するまではズレやシワになりやすいので、表面を拭いたりこすったりしないでください。
【部屋の地震対策②】家具
家具の種類や固定場所によって固定方法を選びましょう。
家具や壁に穴を開けたくない場合は、家具転倒防止板や、家具の天面と天井の間に取り付ける転倒防止ポールを利用します。
転倒防止ポールは天井と家具の天面に、ともに合板をあてがってからポールを突っ張らせると、縦揺れにも強くなります。
【部屋の地震対策③】観音開きの扉
飛び出し防止対策として、観音開きの食器棚や書棚には扉ストッパーを取り付け、扉を固定します。
揺れても扉が開かず、食器などが飛び出してくるのを防ぐ事ができます。
【部屋の地震対策】高い所に置いてある物
高い所にはできるだけ物を置かない方がよいでしょう。
やむを得ず置くときは滑り止めを付けておくなどの工夫が必要です。
※新潟日報おとなプラス2024/2/3掲載
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