【わたしとくらし】グラフィックデザイナー /ハシゴデザイン代表 髙橋栄一さん(後編)
新潟で活躍する人の仕事やくらしを紹介する「わたしとくらし」コーナー。
前半のわたし編では、グラフィックデザイナー髙橋さんの仕事について話を伺いました。
今回は、後半の「くらし編」として
デザイン業界で活躍する髙橋さんのスケジュールや家づくりの考え方、理想のくらしついて語っていただきました。
✅和室続きの家をリノベーションをしたい
✅資産価値が高い家づくりをしたい
✅理想のくらしを叶えるヒントが知りたい
…こんな方には、特にオススメの内容です。
1日の主なスケジュールについて教えてください
朝にランニングをした後、家族で朝食をとり、お風呂に入ってから事務所に出勤。
そこから仕事を始めます。
家づくりのきっかけや経緯について教えてください
長女が生まれたことをきっかけに、当時住んでいたマンションから賃貸の一軒家に引っ越しました。
そこで次女が生まれ、改めて子育てのしやすさも含めた住環境の大切さを夫婦で実感しましたね。
趣味がマラソンだったので、
「このエリアは住みやすそうだな」「この家の外壁は参考になりそう」など、走りながら物件を探していました。
・実家の土地を分割して家を建てるか
・それまで住んでいたエリアの近くで好みの一軒家があればリノベーションするか
の2択で検討して、結果的に後者のリノベーションになりました。
今住んでいる物件は、先に建築士さんと打ち合わせを重ねていた最中にたまたま見つけました。
探し始めてから、約2年かかりました。
before
after
それまでにも、いいなと思う物件は数件ありましたが、不動産はとても高額なので即決はできませんでした。
でも人気物件はあっという間に売れていくので、そこで「不動産はご縁」ということがよくわかりました。
このような経緯もあり、今の家は土地勘もあり、状態も良かったので、すぐに購入を決めました。
理想のくらしを叶えたコンセプトシート
初めに、私たち夫婦が考える理想の暮らし方をまとめたものを「コンセプトシート」というかたちで建築士さんに伝えました。
家のコンセプトや理想の暮らしを言葉やデザインにして落とし込みました。
新築とは違う面白さを求めましたし、建築士さんにも楽しんで設計してもらいたいという思いもありました。
古い図面を見せながら「この間取りをこういう風に変えてほしい」という具体的な指示は、あえてしませんでした。
そうしたら、とても素敵な間取りを建築士さんが提案してくれました。
すまいのエリア選びについて教えてください
たまたま最初に住んだ賃貸物件がこのエリアにあり、住みやすさを実感できたというのが大きかったですね。
物件購入前には、どのような人が住んでいるのか知りたかったので、勇気を出してご近所さんに話しかけたりもしました(笑)
地価も落ちにくい人気のエリアだと思います。
居住エリア&中古物件のリノベーションを通じて「資産価値が高い家づくり」ができたので、たとえばライフステージの変化に合わせてすまいを替えるなど、今後の選択肢も増えました。
お気に入りの空間や過ごし方について教えてください
やっぱり1階のリビングですね。
家ではほとんどの時間をリビングで過ごしています。
その他、脱衣洗濯室の隣にファミリークローゼットがあったりと、1階で完結するスムーズな家事動線もお気に入りです。
自分の好きな空間で、自分の好きなものを、長く使い続けていきたいです。
「理想のくらし」について教えてください
遊ぶように楽しく仕事をしたいし、好きなモノに囲まれて暮らしたいです。
海沿いの道をランニングしたり、家から海が近い環境を楽しみながら、健康的に過ごしていきたいですね。