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【くらしプラス】自宅でできるシイタケ作り 肥料、土なしで

新潟日報おとなプラス

今回は、シイタケの作り方を紹介します。肥料や土を使わないでできる、キノコ作り。

ご自宅でチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

植え付け11~4月に

 シイタケは、ほだ木と呼ばれる丸太にキノコ菌(種駒)を植え付けて栽培します。植え付けは、11~4月にかけて行います。

◎栽培の手順

■ほだ木の用意

 ほだ木(原木)を太さ5~30センチ、長さ約1メートルくらいのサイズにカットします。
切り口に土が付かないように、枝や葉を付けたまま日陰で1カ月ほど干して水分を抜きます。

※ここまで済ませたほだ木は、ホームセンターなどで購入できます。

■植菌作業

 電動ドリルを使ってほだ木に穴を開けます。穴は約5センチ間隔で、千鳥状か、らせん状に開けていきます。

 

 


 穴にシイタケの種駒をあて、金づちで打ち込んでいきます。

■ほだ木の管理・仮伏せ

 ほだ木は、水はけがよく、暖かい場所で管理します。こもや遮光ネットなどで覆い、乾燥を防ぐために水やりを行います。
 水やりは、種駒を打ち込んだ1週間は毎日、その後、5月ごろまでは週2~3回ほど散布します。

 

■ほだ木の管理・本伏せ

 ほだ木の切り口に、白い模様(菌糸紋)が出てきたら、風通しをよくするために、こもや遮光ネットを外し、水はけがよく、直射日光が当たらない場所で管理をします。
※この作業は、気温が上がり始める6月ごろから始めます。

■収穫

 種駒を打ち込んだ1年目は、ほだ木を寝かせるような低い姿勢で立てかけて管理します。
 ほだ木に菌を均等にのばすために、2~3カ月に1回、ほだ木の上と下、裏と表を返すようにします。
 種駒を打ち込んでから、一般的に2年目から収穫ができます。キノコは傘が開かないうちに収穫しましょう。

 

 

※新潟日報おとなプラス2023/1/7掲載


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このページは株式会社コメリのインターネットサイト「コメリドットコム」の情報を基に作成しました。詳細はコチラから。

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