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[能登半島地震から半年]新潟県内25市町村2万1236棟で住宅被害確認、新潟市が7割占める

新潟日報デジタルプラス

 能登半島地震で新潟県では、長岡市で震度6弱を観測するなど、広い地域で大きな揺れを観測した。県によると、県内の人的被害は重傷6人、軽傷44人。ほかに新潟市内の小学校に通う5年生の児童が帰省先の石川県で亡くなった。

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 住宅被害は25市町村で確認され、6月28日現在で計2万1236棟に上っている。県内全体で全壊106棟、半壊3774棟、一部破損1万7342棟、床下浸水14棟の被害が出た。

 新潟市では1万5081棟の被害が確認され、県内全体の約7割を占める。内訳は全壊97棟、半壊3664棟、一部破損1万1320棟。6月27日現在で、市に寄せられた罹災(りさい)証明書の申請件数は1万8091件に上り、このうち92%に当たる1万6690件を交付した。

 また新潟市では、能登半島地震後に亡くなった市民2人について、災害関連死として認定するかを審査委員会で判断する方針。委員は医師と弁護士の計5人で構成され、現在、審査委を開く日程を調整している。


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※新潟日報デジタルプラス 2024/6/30 掲載

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