庭で楽しむ~住まい通信すまっしゅ vol.215~
春らしい陽気が続くこの季節、庭を有効活用してなにかをしたい…という人も多いのではないだろうか。
エクステリア工房庭匠館長岡店の小林浩店長によると、近年「お庭で食事を楽しみたい」という依頼が増えているという。その際のコツや注意点などについて聞いてみた。
庭を身近なアウトドア空間と考え、キャンプをしたりバーベキューをしたりする人が、ここ数年の巣ごもり需要で増えている。
最近はそれに加え、朝食などのごく日常的な食事を庭で楽しみたいという要望もある、と小林さんは話す。
そのために必要なのは日陰の確保だ。
オープンカフェなどで屋根代わりに使われているオーニング(日よけ・雨よけ)を設置したり、キャンプのときに使うタープを張ったりと、いくつかの方法がある。
また食事を楽しむためには、テーブルや椅子を設置する場所、さらにバーベキューをする場合にはコンロを置くスペースの確保も必要になってくる。
人工芝は火で溶けてNGしまうためNGで、天然芝を敷くか、レンガや石張りの舗装をつくるというのが一般的だ。天然芝の場合は1坪1万5000円程度、レンガや石張りの場合は8〜9万円程度かかる。
レンガ・石張りは初期投資が高い代わりに、メンテナンス不要というメリットがある。
一方の芝はリーズナブルだが、環境を保つためには芝刈りと刈った芝の片づけ、定期的な水やりなどが必要になる。ちなみに芝刈りが必要な時期は5月から10月にかけて、頻度としては月に1回程度、夏場は月2〜3回が目安だ。
「1坪程度でしたら、見た目をそれほど気にしなければ芝用のハサミで刈って、竹ぼうきで片づけると楽ですよ」と小林さんはアドバイスする。
庭でやってみたいことがある人は、庭づくりのプロに相談してみてはいかがだろうか。「まずはどの程度の予算がかかるかを把握。優先順位を決めて、少しずつ理想の形にしていくという進め方もありですよ」
■協力:エクステリア工房 庭匠館長岡店
■文・編集:和田明子、和田竜哉(リバティデザインスタジオ)
※住まい通信すまっしゅ2023/5/11掲載
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