【くらしプラス】一番困るトラブルを解決 自転車のパンク修理
サイクリングが心地よい季節になりました。
自転車に乗っていて一番困るトラブルといえばタイヤのパンク。
今回は「自転車のパンク修理の仕方」について紹介します。
【手順①】準備
タイヤのバルブを止めているナットを外し、バルブの芯を抜き取ります。
芯には虫ゴムが付いています。
破損している場合は、空気漏れの原因になるので交換します。
【手順②】チューブを外す
リム(車輪内側の金属製の輪)にバルブを止めてあるナットをスパナ(またはプライヤー)でゆるめて外します。
リムとタイヤの間にタイヤレバーを差し込んでタイヤを起こします。
レバーと手でタイヤをリムから外し、リムとの隙間から、チューブを引き出します。
【手順③】パンク箇所を探す
チューブが外れたらパンクの原因となった穴を探します。
見た目では分からない小さな穴もあるかもしれません。念のため空気入れでチューブを膨らませ、空気漏れの音がしないか確かめます。
水を張ったバケツや洗面器に入れて泡で判断すれば確実です。
穴を発見したら白ペンで印を付けておくと便利です。
【手順④】修復する
穴の周囲1センチを紙やすりで擦ります。
ゴムのりをチューブに薄く塗り、べとつきがなくなるまで2~5分、乾かします。
乾いたらパッチを貼り、上からカナヅチの柄の部分で軽くたたいて圧着します。
パッチの透明フィルムを剝がします。
パッチが完全に付いたのを確認し、チューブをバルブの部分から少しずつタイヤの中に入れていきます。
最後はタイヤレバーを使って入れ込みます。
いかがでしたか。緊急時のメンテナンスに、ぜひ参考にしてください!
※新潟日報おとなプラス2023/5/6掲載
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